「18-29歳の白人リベラル層の半分近く(45.9%) は、過去に医師/医療従事者に精神疾患だと診断されたことがある」というデータ

ピュー・リサーチ・センター (Pew Research Center) の調査データを使用して、ザック・ゴールドバーグという名の大学院生が投稿したツイートが興味深かったのでご紹介します。この方は、社会正義について意識の高い人々について研究をしているそうです。

彼によれば、18-29歳の白人リベラル層の半分近く(45.9%) は、過去に医師/医療従事者に精神疾患だと診断されたことがあるそうです。同年代の中道は25.3%、保守は20.9%なので、白人リベラル層は明らかに高い数値を示しています。

ゴールドバーグ氏「私の関心事の1つは、リベラル派による社会改造や規範推進の取り組みは、それらが情緒的に脆弱な人や特定の人格プロフィールを持つ人に向けられたもののように見えるということだ。別の人格プロフィールを持つ人や情緒的に安定している人は、単に黙々と対処するのではないか」

ゴールドバーグ氏「私は白人リベラル層や、その精神疾患の高さを揶揄するためにこのスレッドを書いているのではない (あなたもそうすべきでない)。これは、あまり研究されてない領域であり、様々な社会政策に対する態度の違いにヒントを与える可能性があるのではないか (と考えて書いた)」

また男女別の内訳をみてみると、白人リベラル層18-29歳では、女性が 56.3%、男性が 33.6% と、男女差は大きく開いています。

ただし、ゴールドバーグ氏はこういう注意書きも付けています。「精神疾患診断の差は、単純に、または部分的に、白人リベラル層がメンタルヘルスの相談をする可能性が高いからかもしれない。この問いに答えるデータを私はもってない」

また、一番上のツイートの図からもわかるように、リベラル派以外でも、精神疾患と診断されたことのある人の割合が日本に比べて随分高いことがわかります。これは、アメリカの方が日本に比べて精神疾患と診断される基準が非常に緩い、ということだと思われます。

これについては、「更科わさび」さんという方が追加情報を入れてくれていますので、ご参照ください (スレッドになっています)。


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