ジョーダン・ピーターソンにアイルランド系の血が入っているという話

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去年の10月にジョーダン・ピーターソンがデイヴ・ルービンとダブリンにやってきて、オリンピア・シアターで講演を行った。

 

アイルランドでの講演の枕として彼が用意していたのが、彼のお父さんにアイルランド系の血が30%ほど入っているという話。

 

1年ほど前のことなので、うろ覚えの部分もあるが、大きくは間違っていないと思うので、その話をここに再現する。

 

お父さんが孫 (ピーターソンの娘) が一人暮らしをしているところに訪ねていたときに急病に倒れて入院した。せん妄状態の中でお父さんは歌を歌い出した。しかも、英語ではない言葉で。普段は歌なんか歌うことのない人だったのに。のちに、その歌はアイルランド語の歌だとわかる。

 

ピーターソンの娘さんは難病を患っているのだが、娘さんは遺伝的に何か問題があるのではないかと考え、家族に遺伝子テストを受けてくれるように頼んだ。その結果、ピーターソンのお父さんにアイルランド人の血が入っていることがわかったわけだ。

 

ピーターソンの一家はノルウェー系で、彼のお父さんもノルウェー移民のコミュニティーで育ったのだが、実は養子だった。血のつながった親のことはわからないのだが、入院時に彼が歌ったアイルランド語の歌は、子供の頃に聞かされた子守唄かなにかだったのだろう。

 

この日の講演の内容は、前半はピーターソンがひとりでしゃべり、後半はルービンとの対話。前半では彼の著書「生き抜くための12のルール (12 Rules of Life)」の「猫を撫でる (Pet a Cat)」の章を膨らませて。脆弱性と限界についてしゃべった。

 

 

後半は、私が以前このブログにも書いた、アメリカでも80%がポリティカル・コレクトネスの文化を嫌っているという記事の話などをしていた。

 

tarafuku10working.hatenablog.com

 

聴衆はやはり男性の方が多かったが、女性も思ったよりは多かった。白人ではない人は少なかったが、まあダブリンはそれほど有色人種が多い場所ではないので、たとえばアイルランドの中堅ミュージシャンのコンサートでもだいたいこんな感じではないか。

 

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